top of page

「Co-Studioの支援はホントに使える? クライアントにリアルな声を聞いてみた」

Co-Studio広報

更新日:2月17日



はじめに簡単な自己紹介をお願いいたします。


食品関係会社で事業開発を担当しており、オープンイノベーションの活動推進を行なっております。

短期的には、スタートアップを含む外部企業のサービスを弊社の既存事業に組み込むことによるコスト削減や売上拡大を図っています。中長期的には、新商材の導入や新市場への参入を検討するだけでなく、ゼロから新たな事業を創出する「飛び地事業」にも注力しています。私は、オープンイノベーション活動を推進しながら、ヘルスケア領域におけるゼロからイチを生み出す新規事業の構築に取り組んでいます。


弊社サービスである「Spot Assist」導入の経緯を教えてください


まずはCo-Studioの担当者の方が、とても話しやすい方だなと思ったことが印象に残っています。

私自身のプロジェクトのお話をさせていただいたときに、思いが一致できる、willを大事にしてくださる方々だと思ったことが、一緒に取り組ませていただこうと思ったきっかけです。

その中で、Spot Assistを使わせていただいた理由としては、目的がはっきりしていて、プロジェクトに対するヒアリングを実施したいというのが一番の目的にあったためです。

依頼制度がご相談回数1回ごとのチケット制で対応いただけたため、短い依頼がしやすく、利用しやすかった点も大きかったと思います。

さらに、ゼロから新規事業をやる際には社内での合意を得て予算が下りますが、それまでの間は予算なしでやらなければいけない中、私の決済権で済む金額で依頼できたことも大きな理由となりました。

また始めの印象としては、プロジェクトメンバーの一員となってしっかり入り込んでくださったので、社風通りのイメージでした。


サービスに対して期待した点はどこでしょうか。


ヘルスケア領域は、0→1のサービスコンセプトを立ち上げるのにコネクションがなく、とても苦労しましたので、知見のある企業と繋いでいただくことに期待していました。実際、コンビニエンスストア様や保険会社様などの新規事業担当者とお繋ぎいただけましたので、大変良かったです。

プロジェクトの進行で一番大事にしたいことが、風通しの良さや会話のしやすさだと思っていて、このメンバーとして一緒にできるかどうかだと思っているので、その期待にマッチしてくださったなと思っています。


学びとして得られた知見はありましたか。


たくさんありますが、一番印象的だったのはブレインストーミングです。私の事業コンセプトの収益方法(ポテンシャル顧客)についてブレインストーミングする機会をいただけたことが、とても良かったです。社内だけでは知見が偏りがちですが、異なる視点を持つ方々から多くのアイデアをご共有いただき、大変勉強になりました。


他社さまのコンサルや支援との違いは感じましたか。


新規事業に関しては他社のコンサルを利用していないので比較はできないのですが、やはりプロジェクトメンバーの一員として取り組んでくださるという点が、とても心強かったです。

他の似た事業を持つ企業に私の事業コンセプトを壁打ちして反応を見たことがあるのですが、担当者によっては信じられないような態度を取る方もいました。でも、御社はこのサービスの実現に向けた私の思いに全体的に共感して下さったことがとても嬉しかったですし、それがすごく大きかったと感じています。


Co-Studioの価値はどこにあると感じたでしょうか。


事業を計画するときに、生成AIと壁打ちすることもありますが、意見交換が一方通行になりがちだなと感じることがあります。一方、御社とのブレストは、ヒトとヒトの間ならでは生み出されるような突発的でイノベーティブな意見が出てきました。事業を推進するうえで、そういうのはやはりとても大切なことだと思いますし、魅力的であるように思います。、事業の広がりを持つことができることが価値であると思います。

また、会社側へのリスペクトが強いところもあると思っています。

最近は新規事業や新規事業界隈の方と話す機会が増えてきたのですが、何から始めていいのかわからないという方が非常に多いです。そういった方々にとって、御社の新規事業の「てにをは」から支援して下さる盤石な伴走支援機能は非常に魅力的だと思います。



プロジェクト中に印象に残ったことはありますか。


毎回のお打ち合わせ前に、御社から事前にアジェンダをご協議のうえ共有いただき、さらに資料も作成していただいたことで、それをもとにディスカッションができたのは、とても印象的でありがたかったです。御社がプロジェクトに関するニュースや類似サービスを見つけた際に、Slackでたくさんの情報を共有してくださったことも印象に残っています。さらに、外部企業様とのヒアリングではファシリテーションまでしていただき、本当にありがたく、心強かったです。おそらく、他の企業で不慣れな方だと、何をどうすればよいのか聞きづらい場面も多いと思います。

そんな中で、このヒアリングの進め方や絶妙なタイミングで質問を投げかけ、適切にアクションを取れるセンスのある方がいらしたのは、とても頼もしく感じました。


このようなプロジェクトを含めて事業推進に取り組む中で、新規事業をやる上での困難はありましたか。


私自身、困難と思うことはあまりありませんでした。

新規事業は当然ながら困難で、難しさを感じることもありますが、この仕事ではそれが当たり前だと思っています。特にそこについて特別な感情はなく、想定の範囲内だと捉えています。

周りをよく見ると、家庭の事情や体調面などの理由で思うように働けない方も少なくありません。そんな中で、私はやりたいと思ったプロジェクトに携わることができ、自分が支えたいと思うお客さまのために挑戦できる環境があることを、とても幸せで恵まれていると感じています。


新規事業のやりがいは何でしょうか。


イントレプレナーとして、今困っている人を支えたいというのが、一番素直な想いです。

いま、私は特に、体調が優れない方をケアできるプロジェクトを推進したいと考えていますので、苦労を抱えている方が自分らしく生きられる環境や選択肢をつくることにやりがいを感じています。それが、自分のモチベーションにもつながっています。


今後の目標や成し遂げたいこと、取り組みたいことを教えてください。

ヘルスケア・メディカルの領域で、成功するビジネスをつくりたいと考えています。ヘルスケア系ビジネスが成功した例はあまり多くなく、マネタイズが難しいから撤退するという風潮も少なからず存在すると感じています。さらに、取り組むとしてもCSR目的にとどまるケースも見受けられます。成功のための手段としては、国内市場だけでは難しい場合、海外のソリューションを導入する可能性もありますし、逆に海外市場へ展開して成功させるという道も考えられます。

手段を選ばず、とにかく“ヘルスケア・メディカルの領域でもビジネスができる”という成功事例を何とかしてつくり出したいと思っています。


新規事業担当者として心がけていることを教えてください。


常に高い目標を持つことを大切にしています。

これまで、病気になった人や、スポットライトが当たらないまま困っている方々を多く見てきました。この状況は決して望ましいものではないと感じています。日本はこれからさらに高齢化が進み、子育て世代の減少も続いていきます。その中で、多くの人が病気を抱えながら、何かを背負いながら、それでも仕事を続けなければならない環境が訪れようとしています。しかし、それに対応するサービスはまだ確立されておらず、大きな課題だと考えています。

企業としても、弊社はヘルスケア領域にはほとんど参入していません。だからこそ、事業の新たな軸として、この領域を拡大していきたいと考えています。


今後のCo-Studioに期待することをお願いします。


企業目線で見ると、出島機能の成功事例がもっと増えてほしいと考えています。

そうした取り組みが世の中にとって当たり前になれば、企業内でも新規事業の活動がさらに進めやすくなるはずです。

この流れが広く浸透し、新規事業がより活発になることを期待しています。


編集後記

今回のインタビューを通じて、新規事業のリアルな現場と、それを支える伴走型支援の重要性を改めて感じました。特に、0→1のフェーズにおいては、社内での合意形成やリソース不足といった課題がつきものです。その中で、Spot Assistが「短く依頼しやすい」「少額の決裁で進められる」といったニーズに適していることを再確認することができました。

また、新規事業に取り組む多くの方々が「何から始めればいいのかわからない」と悩む中、知見の共有や壁打ち相手として弊社が積極的に対応していきたいと思っております。

Kommentare


bottom of page