弊社インターンの大学1年生がUCCが主催する展示商談会(UCC Smile Festa 2022)の感想をまとめました!数ある展示物の中から大学1年生が特に印象的だと思ったことをご紹介していますので、現地の雰囲気をお楽しみください!
今回参加したのは、UCCコーヒープロフェッショナル株式会社が主催する展示商談会、UCC Smile Festa 2022。
UCCといえば、レギュラーコーヒーをはじめとするコーヒー業界の主力ブランドであり、誰もが1度はその味を口にしたことがあるのではないでしょうか。
本展示会のテーマは「Co-Creation 新たな価値を『共』に『創』る」です。これはこのコロナ禍に変化した消費者の需要を捉えていくUCCの姿勢を表しています。
実はこのテーマは、今回こちらの展示会にお邪魔する運びとなったきっかけの一つでした!
というのも弊社はこちらのテーマに似た「共感を軸に拡がるコミュニティの実現」をミッションに掲げています!
Co STUDIO公式サイト
VUCA時代とも呼ばれるように目まぐるしく社会が移り変わっていく今、企業は生活者のニーズに沿った提供が求められています。
弊社はこのミッションを元に「社会変化に対し、ともにクリエーションする機会の提供」を行っていることからも、このテーマにとても興味を惹かれました。
後述のようにコロナ禍を通して、「家庭では味わえないコーヒーへの需要」が飲食業界では高まっています。
そんな消費者のニーズに対し、この展示会ではどんな取り組みが行われていたのでしょうか?
その実態をお伝えいたします!!
UCC Smile Festa 2022とは??
UCC Smile Festa 2022は、UCCグループが主催する展示商談会です。外食産業を中心とする多くの企業が毎年この展示会に足を運び、様々な商品やビジネス成功のノウハウを学習していくといいます。
その中でも見どころなのは、9つのトピックに分かれたトレンドコーナーです!これは食に関連したトレンドワードの中から、今後流行が予想されるキーワードを独自で取り上げ、深掘りしているコーナーだといいます。
ヘルスケアやwithコロナといった消費者の志向やアクションをテーマに設定し、特に近年関心の高まるサステナブルなアイテムの提案を行なっていた本展示会。
中でも特に印象的だったコーナーをピックアップしてご紹介いたします!
コーヒーで健康に「ウェルネスライフ」
コロナウイルスの影響により、「健康」がトップトレンドとなった今「ココロとカラダを健康に」というテーマのもと展示されていたのはウェルネスライフコーナー。
ここでは「イライラ気味」や「気分転換をしたい」といった「いまのあなた」のウェルネスチェックを行うことにより、おすすめのコーヒータイプを選んでもらうことができます。
チェック後はカフェインを大幅にカットすることでリラックス効果を高められるものや、健康成分が多く配合された脂肪燃焼を促すもの、複数種類のブレンドにより集中力を高める効果のあるものなど、合わせて4つの中からユーザーに適したものを選んでいただけます。
また、朝昼夜の生活時間に合わせたウェルネスコーヒーも展示されており、日中の血糖値上昇を緩やかにしてくれるものや、質の良い睡眠に向けたイブニングコーヒーなども展示されていました。
特にコーヒーとプロテインドリンクをミックスしたモーニングコーヒーは、多忙な生活によって疎かにしがちな朝食を助けてくれる一品で、栄養補給にぴったりな魅力的商品でした。
コーヒーだけじゃない「サステイナブルCafé」
食品のリサイクルや省エネ焙煎といった環境への活動だけでなく、生産国との再生プロジェクトやサプライチェーンの取り組み、品質コンテストによるSDGs事項の強化など、様々な取り組みを行なっているUCC。
その中でも特に印象的だったのが、植物由来の原材料で作られたプラントベース食品です!
本展示会では、大豆で作られたパティを使ったプラントベースミートドックの試食が可能とされていましたが、その味は指摘されても大豆で作られていると分からないほどで、その再現率の高さにとても驚きでした。
この商品は植物由来であることから健康にいいことはもちろん、動物肉を使用しないことによる環境への配慮がサステナブルであるとして注目を集めていました。
というのも、動物肉を使用したパティの製造をこのプラントベースミートに変えることで、製造に使用する水の92%、温室効果ガスを98%も削減することができるといいます。
他にもリユースマシンや認証コーヒーといったSDGsアイテムがたくさんあり、UCCの取り組みには至るところに環境への配慮が施されていることを知りました。
ニーズを捉える「トレンド研究室」
「SNS映え」「本物志向」「テイクアウト」といったキーワードをもとに提案されていたのはUCCトレンド研究室!
コーヒーのアレンジやスイーツの研究を主に行うこのブースでは、社会の動向を捉えた商品の開発が強みとされています。
近年における日本人の飲料摂取構成では、コーヒーが7年連続で1位をキープしており、その割合も前年比の100%を超えています。
そんな日本人の生活に欠かせなくなったコーヒー市場は、コロナ禍によって外出の機会が減少してもなお現在拡大中。
外に出られないからこそ家庭内で品質の良いものを楽しむ「本物志向」が高まる今、戦略的なトレンド研究が欠かせないことを教えてくださりました。
また「ペアリング」というキーワードによって食べ合わせの研究がされており、同じコーヒーでも同時に口にするスイーツが異なるだけで感じる風味が変わる体験はとても興味深かったです!
隣のブース「ザ!マリアージュ」でも食×コーヒーに関する取り組みがされており、飲食の広い分野に携わるUCCがなぜここまでして多くの商品が愛されるのか、その理由が垣間見える展示でした。
コーヒーとビジネスとUCC
本展示会を通して分かったことは、コーヒーが世界から必要とされる理由の中に「日常との親和性」があることです。
9つのブースはどれも食べ物、健康、環境といったものとコーヒーのコラボレーションであり、それらは全て生活の中で欠かせないものや、生活をより豊かにしてくれるものでした。
そういった生活の大部分を構成する要素とコーヒーの相性の良さを改めて知れたことはとても大きな発見であり、日常に欠かせない商品の提供はビジネスを行う上で必要な観点であることも学ぶことができました。
また様々なジャンルにUCCの商品が展開されている中、そのどれもが幅広い層から必要とされている理由には、やはりサービスの軸がコーヒーという生活を豊かにしてくれるものであることも一つポイントであると考えます。
需要を理解し、日常に寄り添ったサービスの展開。これこそが、UCCがコーヒー業界で必要とされる理由であると感じました。
コーヒー起点で新しいビジネスを創る秘訣
via www.ucc.co.jp
ウェルネスライフやサステナブルCafé、UCCトレンド研究室など様々なブースに関する紹介をさせていただきましたが、本展示会で一貫していたことはどのブースも「消費者への歩み寄り」に優れている点だと感じます。
今年度のテーマ『Co-Creation 新たな価値を「共」に「創」る』にもあるように、消費者と「共」に考え、サービスと提供する姿勢は飲食業界のみならず今後イノベーションが不可欠となる社会において必ず必要となる取り組みです。
コロナ禍への対処として行われているオンライン展示会の実施もその一例であり、その他消費者の志向や動向への研究や理解があるからこそ、世界に愛されるUCC商品が生まれていることを学びました。
展示会のみならず、特設サイトにて配信されるオンライン情報でも健康やSDGs、withコロナなど近年のトレンドを抑えており、ビジネス創出のきっかけになるかもしれません。
皆さんもぜひチェックしてみてはいかがでしょうか!
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